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株式会社 日本石彫

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お墓の作り方・選び方

次代に残す大事なお墓だからこそ、信頼の出来る会社をお選び下さい

お墓の選び方

知ってるとトクするお墓の話

「墓相学」について

まず、「墓相学」という決まりはありません。墓相家が言うことの8割は常識的な迷信に過ぎず、言われた通りにしなかったためにお家の盛衰や幸不幸を招くということは全くありませんのでご安心ください。お墓を建てる時に必要なのは先祖の霊を大切に供養する心であり、その精神があれば、基本的にはどんなお墓を建てても問題ありません。

墓相学に基づいて建てるお墓は価格も高価ですし、そんな高額なお墓を買って後々の生活に困るようなことがあれば、それこそ親不孝です。

生前墓寿陵(じゅりょう)について

生前にお墓を建てることを「寿陵」と言います。子ども達に負担をかけず、自分が元気なうちにお墓を建てておきたいなどの理由から、寿陵を考える人が増えています。統計によると、お墓を建てる4割の人が生前墓というデータがあります。ちなみに、生前に自分でお墓を建てると「縁起が悪い」とか「建てた人が一番に入る」との迷信がありますが、気にすることはありません。

なお、裏面に建立者の名前が赤い文字で記されているお墓がありますが、これはまだ亡くなった方がいらっしゃらないご家族が建てたお墓とも言われていますが、その見解は地域によって様々です。ちなみに熊本県では、裏面は赤い文字が一般的です。中はまだ空でも、ご先祖様に感謝して家族でお参りに出掛ける心の表れが、家族の安泰や絆を深くしてくれると信じられています。

なんの根拠もない、いい加減な話

昔の墓地を見ると、白い石の墓石が目につきます。地元の人が言うには、「黒い石でお墓を建てると縁起が悪い」とか。そして、その根拠はお墓を建てた地元の石材店、お坊さんや占い師から聞いたからと言われる人がいます。

これは、何の確信があってのことでしょうか。白と黒、石の産地で分かれることがあっても、どちらが不幸でどちらが不幸でないと言い切れるでしょうか。そのようなデータは全く存在しません。業者やお坊さんが根拠なく言ったことが、風習や迷信になって人々を不安がらせることは決してあってはならないことです。

昨今は黒い石のお墓が多くなっています。それは石の性質や美しさで選択されたお客様の、ご先祖様を敬う優しい心の表れだと思います。

古いお墓はどうすればいい?

先祖代々の古いお墓を新しく建て直す場合、解体する前に僧侶に「魂抜き」の法要をお願いします。何十年もお参りしてきたお墓を崩してしまうには忍びないという気持ちから、全てを取り壊さず、「仏石」や「墓誌」を美しくリフォームして供養する場合もあります。当社でもご希望の方には古い石を綺麗にして、新しいお墓の一部として再利用いたします。

なお、古いお墓の石材は供養の後、丁重に処分されます。また、古いお墓の下に眠っている仏様の遺骨は、丁寧に掘り起こし、お清めをして骨壺に安置すると永遠の供養になるでしょう。

分墓・分骨について

分墓とは、簡単に言うとお墓の引っ越しです。遺骨を移動して、他の墓所に埋葬するには、法律で定められた埋葬許可証が必要になります。これは市町村などの自治体の墓地であれば役所で、お寺や民間の霊園の場合はそれぞれのお寺や事務所で発行してもらえます。そして埋葬許可証を手に入れたら、それを新しく埋葬する墓所の管理事務所に提出します。また、本家のお墓からお骨を上げるときは、お寺の僧侶を呼んでお骨上げの法要をしていただきます。

分骨
遺骨の一部を他の墓所に移すことを「分骨」と言います。最近は、引っ越などの理由から分骨を希望する人も多いようです。分骨自体については法律で定められているわけではないので、お墓の使用者から了解を得られれば問題ありません。なお、分骨を行うと成仏できないとの話もありますが、あくまでも俗説なので気にしなくても大丈夫です。
埋葬前の分骨
お墓に埋葬する前に分骨の意志がある場合は、火葬場にその意向を伝えておくことで、火葬場から埋葬許可書と一緒に分骨証明書を発行してもらえます。分骨用の骨壺も用意してくれます。この場合も埋葬するそれぞれの寺院にはその旨を説明し、理解を得ることが大切です。
お墓と地震

お墓は堅牢な石材で作られており、重さも何トンもあるため、滅多なことでは壊れないイメージがあります。しかし、重い石を積み上げて出来ているお墓は、ひとたび地震の揺れにさら晒されると、墓石自体の重さによって大きな圧力がかかり、一気に倒れてしまいます。新潟中越地震や能登半島地震でも、お墓に大きな被害が出ました。地震によって壊れたお墓を再生するというのは大変難しいことで、新しくお墓を作る以上に手間と費用がかかる場合もあります。

お墓の地震対策には大きく分けて「耐震工法」と「免震工法」があります。耐震とは、金具やホゾ組でお墓をがっちり固定し、文字通り地震に耐えるもの。免震とは、がっちり固定する耐震に対して、揺れを逃がす考え方で施されるものです。

お墓と税金

通常、土地を取得した場合は不動産取得税や固定資産税などの税金がかかりますが、お墓の場合は使用権を購入するかたちになるので、不動産のような税金はかかりません。さらに、お墓には相続税がかからないうえ、永代使用料や管理料には消費税もかかりません。

なお、墓石や外柵などの工事費用、墓石そのものの購入費用には消費税がかかります。

「地中墓」について

近頃は、斬新でモダンなデザイン重視のお墓が比較的手頃な価格帯で販売されています。そして、このお墓のタイプには、納骨室が地中にある「地中墓」があります。確かに、昔から日本のお墓は遺体や遺骨を地中に埋葬し、その上に石塔を建てるのが慣習でした。しかし、地中の納骨堂は換気が悪く、年が経つにつれ骨壺の中まで湿気で水が溜まり、遺骨が水浸しになることもあります。また、蜘蛛の巣や虫が這い回るようになります。さらに、納骨の際には重たい石の蓋を持ち上げて中に入らなくてはならないので、衣服も汚れて大変です。それに比べ、近年のお墓は通気性を重視して、日本の風土に合わせて納骨室を地上に据えており、納骨も扉を開閉するだけになっています。

デザイン性を重視した地中墓は、納骨室を地中に作るという意味では昔のお墓と同じデメリットが考えられます。

※当社では、あまりおすすめしておりません。

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